2018.03.31
年始早々には東京池袋で仕事してきました。
ブクロですよ、ブクロ!
まぁ、別にどうというわけではないんですがね…
今回は既存屋根がコロニアルでしたので、既存屋根から横葺板金屋根でのカバー工法をご紹介したいと思います。
現状の屋根にゴム改質アスファルトルーフィングを敷き、板金パッチで押さえていきます。
谷と隅棟には「捨板」を取付けます。
この「捨板」ですが、捨てる板ではありません。
とりわけこのような部位には水が浸入しやすく、微量ではありますが入り込んでしまいます。
そんな水を切るのがこの「捨板」なのです。
ここでは「捨板」の水切り負担を減らすため、スポンジシールも補助として貼り付けています。
屋根と屋根の横継ぎは専用のジョイント材を用います。
ジョイント材を使わず屋根同士で嚙み合わせる屋根材が主流ですが、今回の屋根は形状の関係で使っています。
各面で葺き上がり、谷と隅棟に仕上げ材を取り付けていきます。
最後に換気棟を取り付けて工事完了です。