2017.12.14
9月11日から2日間にかけて長野県は佐久市の現場でのお仕事です。
瓦棒屋根の撤去というのは結構手間なんですが
この現場の屋根は棟役物が無く緩い勾配だったので中心あたりを電気マルノコでジョッキンコ!
下地を傷つけないように屋根部だけを直線に切断し、ひたすらめくって剥がしていくというやり方で撤去を行いました。
約160㎡ほどの屋根でしたが、この作業が2人で半日程度です。
同時進行で他のメンツは野地板を荷揚げ(レッカーの入れない現場だったので全て手揚げでした)し、軒先の改修用唐草を取り付けていきます。
(この時野地板は千鳥配置にして目地をずらす方が雨仕舞的にはいいのですが、今回は訳あってそのまま貼っております。)
下葺材となるルーフィングの施工です。
一般的にガムロンと呼ばれる文字通りゴムでできた下葺材です。
防水性抜群です!
屋根材を荷揚げします。これらも手で揚げましたorz
葺く枚数を考慮し、均等に配分しておきます。
屋根材の働き寸法(仕上がりが目に見える部分の寸法)を屋根面に墨付していきます。
この時張り出し・張り仕舞いにあたる屋根材は中途半端な寸法になるので加工が必要となります。
屋根材を納まる寸法に詰めたら、雨が上らないように立上げ加工をします。
ここまでやった時点で雨が降り出してきたので作業中断しました。
続きは後編にて。