2015.11.25
今年はエルニーニョの影響で暖冬になると言っていましたが何だか冬とは思えないほど暑いですね。
さて今回は雨漏り雨漏りとは言っても、実際の雨漏りって見たこと無いんだけど?
とおっしゃる方にはぜひご覧いただきたい事例です。
仕事柄私たちは雨漏りしている現場をよく見ます。(まぁ当たり前ですが^^;)
そんな折わかりやすい雨漏り現場の事例がありましたのでちょっと撮影してみました。
これは物置や大きい建物でよく使われる重ね式折板(88ルーフ、ルーフデッキとも呼称します。)の重ねの部分から水が浸入して、屋根の裏地から雨漏りしている例です。
重ね式折板(カタログより抜粋)
実際の雨漏りの様子
この時ちょうど雨が降っていたのですが、この動画撮影時に止んでしまいましたので屋根上から水を流しています。
ちなみにこの屋根の下にはジプトーンと呼ばれる天井材が貼られていたので、水が落ちた跡がくっきり残っています。
水は界面張力や毛細管現象によっていかなる隙間でも侵入してきます。
その時にならないと中々気付かないものですが、天井にシミができた場合は要注意!
シロアリ発生の原因にもなります。
最近の住宅ではそういうトラブルはあまり聞きませんが、某建材屋の事件もありましたのでチェックして置きたいところですね。