2024.11.05
電気代が安くなったり、電気が売れたりと何かと便利な太陽光発電システム。
最近は極薄型パネルや架台レスもありますが、販売が全盛期だった2011年頃のパネルは厚みがありました。
金具や架台を付けると屋根とパネルの間に隙間ができるんすよね。
最近問題になっているのが鳩やスズメ等の鳥類や小動物がこの隙間に入って巣作りするもんだから屋根や樋に糞がたまるっていう・・・
スズメや蝙蝠なら1~2cm程度の隙間があれば侵入してくるそうです。
普通に嫌だ。
しかも鳥の巣の除去って鳥獣保護の観点から(ヒナや卵がある場合)撤去に許可が必要なので、その場合は専門業者に任せるしかないんです。
写真のお宅の太陽光パネルの下にも鳥が住み着いたようで。
まぁ、ここはヒナや卵がなかったので鳥の巣除去に許可は要らなかったのですが。
今回の依頼にあたり、鳥の生態やお役所への申請の仕方、太陽光パネルの仕様など色々調べました。
で結果、パネルの隙間をSGL鋼板(次世代ガルバリウム)で塞ぎました。
まごうことなき板金工事です。
表面は流石に塞げませんでしたが、パネル側面四方をぐるっと巻いたので一定の効果はあると思います。
注意点は板金が風に飛ばないようにすること、水上からの水が抜けるように塞ぎすぎないことです。
表面で通気になるので熱気がこもる心配もありません。
何かごそごそ音がしたときは、それは屋根上に鳥が巣を作っているのかもしれません。