2015.07.04
今回の事例は施工後の写真を撮り忘れてしまいましたので 😥 施工前の写真だけでご紹介します。
実は最近増築工事が増えているんですよね。(うちだけ?) 😯
増築部と既存部の境目(軒先)
増築部と既存部の境目(棟)
増築部と既存部の境目(隅棟)
増築部と既存部の境目(棟の頂点)
(既出写真は養生の都合上ルーフィングを上から被せています。)
既存から増築した場合、本当はその面すっかり施工した方がいいんですよ。
もっと言うと全面葺き替えた方が・・・
予算の都合もあるんで仕方ないんですけどね。 😉
ちなみに平成13年以前のコロニアル屋根のアスベスト含有率は、10~15%です。
危険な含有率ではありませんが、撤去・解体する際には結構なお金がかかります。
なので、全面コロニアル改修工事は現実的ではない!
撤去せず上から板金屋根を被せてしまうのが一番です!(とは言ってもそれなりにかかります・・・)
この撤去が曲者でして、処分するにあたって山梨にはアスベストを受け入れてくれるところが無いので滋賀県の処分場まで行かなければなりませんし、屋根材は釘打ちなので抜いたりするのが結構手間です。
雨仕舞的にも水が浸入しやすいですし、5年ほどで塗装の必要性が出てくるので修繕費というランニングコストがかかります。
コロニアル屋根は板金屋さんの視点で見るとはっきり言ってメリットは無いです。
ただそれでも意匠性が高いのとイニシャルコスト(最初にかかる費用)が比較的低いので人気なのでしょうね。
これから屋根のリフォームを考えている既存屋根がコロニアルの方は上から板金屋根を被せるカバー工法か塗装を施されると良いでしょう。
屋根・外壁塗装も弊社の佐野安政が承っておりますのでお気軽にご相談下さいね。 😛
施工者:望月 雄介、村松 亮