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武呂具(ブログ)

2020.06.23

事例 外壁工事 雨漏り・水濡れトラブル

外壁の土台と柱木材が腐っています(こそくり仕事集)

外壁の土台と柱木材が腐っています(こそくり仕事集)

施工前 近景

甲府市の現場です。

外壁のコーナー下部が雨漏りと白蟻の被害を受けて

ボロボロです。

 

 

お客様曰く、白蟻駆除と消毒は既に見積もりしたそうですが、

土台の取り替えは別の業者に頼んで下さいと言われ

何件か見積もりをとったそうです。

 

しかし、リフォーム業者に見積もりをとってみても高額(弊社の3倍位の金額)だったり、

かと言ってこのような工事をしてくれる業者の知り合いもいないしで困っていたところ、たまたま弊社のブログを閲覧し、施工の依頼をされました。

 

今回の場合、タイル壁を撤去・土台の取り替え・壁の復旧となりますが、

作業することによって被害が拡大したりするリスクもあります。

お客様には撤去してどこまで被害があるか調べないとわからない旨と

その状況によっては追加工事が発生する旨を説明し、ご納得していただいた上で

依頼を請けました。

 

 

 

 

【撤去開始】

解体前

撤去後

折り返し部も怪しかったので壁を撤去してみたら

1.6M程まで土台がやられています。

 

 

 

【土台の取り替え・間柱の補強】

補強 綺麗な所までカット 

注入木材

既存の土台と柱を綺麗な所までカットし、注入防腐木材に取り替えます。

また新規の間柱で接ぎ木補強していきます。

 

 

 

 

【左官工事】

モルタル塗布

ラスカットという左官下地の面材を張り付け、モルタルを塗布していきます。

 

 

【モルタル塗布後】

左官後

表面を均したら暫く乾燥期間を設けます。

 

 

塗装後 (2) 塗装後

乾燥後は下地塗料と上塗りをして完工です。

幸い想定内の施工範囲で済みましたので追加工事は出ませんでした。

 

 

こうして見ると非常に簡単そうに思われますが、

雨漏り修繕の場合、そのほとんどは狭所での作業だったり

工具が入らない為に特殊な工具を用いたりなどと

割と時間がかかりますし、工夫も必要なので頭も使います。

 

また、雨漏りは蓋を開けてみないと判断できない場合も多々あります。

 

なので、雨漏りの見積もりをとった時には施工範囲と

追加の可能性の有無は確認された方が良いですよ。

 

 

 

 

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