2020.02.07
2019年10月の令和台風19号が過ぎてから
弊社にもたくさんの問い合わせがありました。
そのほとんどが屋根の板金(棟役物)が飛んだから直してほしい、という依頼です。
棟役物がないまま雨が降ると当然ですがそこから水が浸入して雨漏りします。
今回の場合、広範囲の被害ということや棟役物を実際に確認するには屋根に上って計測しなければならない
(他社はどうか知りませんが、弊社では基本的に屋根に上がって実測と下地などの状態を目視確認した上で見積もりをします。)
こともあり、二段梯子を持参して各所の被害確認と現地調査に行きました。
やはり皆さんが気にすることは次に雨降ったらどうしよう?ということですね。
巷では飛ばされた棟役物の代わりにブルーシートで塞いだりしているようですが、
このようにブルーシートを折りたたんで棟の頂点から塞げば問題ありません。
薄手のブルーシートだと水が浸透するので厚手のブルーシートで養生するのが望ましいです。
(屋根上は危険なので本当はプロに任せた方が良いかと思います。)
しかし今回はブルーシートが品切れを起こしていたので弊社では薄い鉄板を折り、
それを当座の養生として取り付けていました。
飛散しない程度にビスを打っておき、ビス頭にはコーキングか養生テープを貼っておきます。
仮養生ですので大雨には対応できませんが、復旧するまでの間は心配ないと思います。
取付できる屋根とそうでない屋根がありますが、参考までに。