2020.07.04
清里などの別荘ではよく見かけるんですが
コロニアル屋根に似た「シングル」という屋根材があります。
釘や接着剤で施工できる柔軟な屋根材です。
ただ経年劣化すると剥がれやすくなります。
台風19号で被害を受けた南アルプス市の住宅でもこのように何枚か剥がれてしまいました。
もちろん火災保険の「風災」が適用されるので保険会社に(以下略)
基本的に屋根を修繕する場合は、患部まで上から屋根材を剥がしていくのですが、
ここの場合は都合いい事にその箇所だけ抜き取ることが出来ました。
剥がすとこんな感じです。
今回の補修ではシングル材の裏にコーキングを塗布し、釘打ちで固定しました。
コーキングと釘・バール・ハンマー・カッターがあればDIYでも出来ますが2階の場合は専門家に任せた方が良いです。
シングル材は「マルエス」「リッジウェイ」あたりがよく使われます。
全面改修だと費用が嵩むので、低コストの補修ですむなら
それに越したことはありませんね。