2019.03.05
「納屋で雨漏りしているので見てほしい」
そんな依頼があり昭和町の住宅を訪れました。
ご依頼主様に案内され2階の納屋を覘いてみると
どこから侵入したのか上から水が垂れてきた形跡が濃く残っています。
「ちょっと外側から見てみますね」
近場の窓から下屋へ下り、患部との位置を調べてみます。
「ああ…多分ここから漏っているな」
位置関係からサッシ窓の脇から侵入していると”あたり”をつけました。
ご依頼主様は「強風を伴う雨天時(台風)だけ雨漏りする」「こんなことは初めて」
と驚かれていました。
モルタル壁の中にはサッシの立ち上がりが入っているはずですが、経年によるモルタルの劣化で雨水が浸入しやすくなった事と、年々増加傾向にある雨量が防水の限界を超えているのかもしれません。
様子見も兼ねて丁寧にシール処理を施し改善しました。
(参考 https://mochiduki-bk.com/blog/?p=844)
あまり意識はされませんがサッシ脇は雨漏りの急所の一つです。
多量の雨が降った時はサッシ周りをたまに確認してみて下さい。