2019.02.26
甲府市大里町にてベランダ下の軒天に染みが出来ている為調査してほしいと依頼がありました。
確かに染みができているのでベランダのドレン(排水口)に原因があるのかなとベランダに上がらせていただきました。
ドレンのふたを外してみても特に異常は見受けられません。
少なくとも表面上は。
「これは手間だけど一度軒天を剥がしてみないとわからないな」
ドレン下の様子を確認すべく、軒天ケイカル板を剥がして件の配管を調べてみます。
※軒天の復旧ありきなので、一度見積書を提出しお施主様のGOサインが出てから剥がしています。
ベランダから水を流してもらい暫く様子を見ていましたが未だ変化はありません。
「あ!水が漏れてきたぞ!!」
雨漏りはドレンと懐配管の接続部で起きていました。
恐らくは結合箇所の充填剤が切れていたのでしょう。
六角の上部を指でなぞるとどんどん水が零れてきます。
原因が判ったので接続部にシリコンのコーキングを施し、新たに軒天を復旧し改善されました。
【懐配管】と呼ばれる天井内の配管からの雨漏りの事例でした。